国際航空連合ワンワールドにJAL正式加盟

米アメリカン航空や英ブリティッシュ・エアウェイズなど世界の航空会社8社で構成する国際航空連合(アライアンス)「ワンワールド」は4日、フランスのパリで開かれている代表者会議で日本航空(JAL)の加盟を正式決定した。JALは、昨年秋にワンワールドへの加盟方針を発表、加盟に向けた調整を進めてきた。
 JALは、加盟各社が持つ特典(マイレージ)会員組織との特典交換を行うシステムの構築などを進め、1年後をめどにメンバーとしての活動を始める。
 ワンワールドには、米アメリカン航空などのほか、豪カンタス航空、香港のキャセイパシフィック航空、フィンランドのフィンランド航空などが加盟。独ルフトハンザ航空や全日本空輸(ANA)が加盟する「スターアライアンス」、仏エールフランスや韓国の大韓航空などが加盟する「スカイチーム」と並ぶ、世界3大アライアンスのひとつとされる。
 JALはこれまで、こうしたアライアンスに加盟せず、独自に国外の航空会社と提携関係を構築し“単独飛行”を続けてきた。
 しかし、世界の航空業界が低価格型とネットワーク型に2分化されつつある。ネットワークを最大の売りにしてきたJALだけに、今後は不採算路線の集約を進める上でも、アライアンス加盟によるネットワークや顧客利便性の維持が必要と判断した。
 JALは、単独では世界最大級の運航規模を誇る巨大航空会社。ワンワールド加盟後は、同アライアンス内で指導的な役割を果たすものとみられている。

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