大手総合商社の双日は、英バイオベンチャー「ファーミデックス」と総代理店契約を結んだ。同社はアルツハイマー病など中枢神経系疾患の新薬の開発の一部を受託する業務を展開しており、日本の製薬会社向けに売り込み、製薬メーカーの開発期間の短縮やコスト削減を支援する。
ファーミデックスは、新薬開発のために必要な化合物の組み合わせやデータ解析、効果の測定など「スクリーニング」と呼ばれる技術をパッケージで提供。欧米医薬品メーカーからの受託で急成長している。
従来、医薬品メーカーは、新薬開発の全工程を自前で行っていたが、近年、新薬の開発期間を短縮するため、スクリーニング会社に開発プロセスの1部を委託するケースが増えている。双日では、初年度に5000万円、3年後に数億円規模の事業に育成する計画だ。同社では、これまでにもイスラエルのソルベスト社や米ジーンタスティクスなどバイオ企業と対日総代理店を結ぶなど、製薬メーカー向けの支援を強化している。