明治製菓は14日、体内に摂取しても血糖値が上昇しない砂糖由来の甘味料「GF2」を7月から販売すると発表した。まず通信販売や病院関係の販路を活用して糖尿病患者向けの市場に参入。その後順次、食品の甘味原料として販路を広げていく。価格は300グラムで3000円程度。将来は欧米にも輸出する計画だ。
GF2は同社がすでに市販しているフラクトオリゴ糖の1成分(ブドウ糖に果糖が2分子結合した3糖類)を分離・精製し、結晶化したもの。効率的に結晶化する製法を実用化したことで、商用が可能になった。GF2は砂糖と異なり、小腸で吸収されず、大腸でも糖として吸収されないことが確認されている。
ともながクリニック糖尿病・生活習慣病センター(東京都新宿区)と共同で、糖尿病患者を対象に摂取試験を実施。血糖値の制御に影響が出なかったことから、糖尿病患者の食事に活用できるとしている。