ニコンは14日、生きた細胞を対象とした観察装置シリーズ「バイオステーション」を新たに投入すると発表した。第1弾として細胞を安定的に培養し、品質管理しながら観察する生細胞観察用顕微鏡「同CT」と、細胞の動きを動画として観察する「同IM」の2製品を06年度下半期に投入する。同社は09年3月期までの中期経営計画で生物顕微鏡を06年3月期実績比で52%増の343億円に拡大する計画。新製品群はこの高成長を担う戦略製品と位置づけている。
「同CT」は細胞を培養し、品質管理するインキュベーターにサンプル搬送装置や顕微鏡などを組み合わせたもの。温度や湿度、二酸化炭素濃度を制御し、人手を介さず培養環境内で自動の顕微鏡観察を可能にした。画像データも保存管理できるため、長期間のスケジュール観察を行える。