戸田建設と鶴見コンクリート(横浜市鶴見区)は15日、発泡セラミックス緑化工法を開発したと発表した。鋳鉄スラグと粘土を配合して焼成した発泡セラミックスを水路の壁面などに設置、植生基盤材として活用する。乾燥重量比50%と含水率が高いため、水路の垂直面でも安定した植物の生育環境を実現できる。
すでに地方自治体の遊歩道の水路などで実績がある。発泡セラミックスの水質浄化効果も確認中で、今後は河川や公園、工場内の緑化材料として提案していく。
原料となる鋳鉄スラグは、二酸化ケイ素と酸化カルシウムが主成分。粒状に練り混ぜて成形したものを約1000度Cで焼成することで内部に連続した空間ができる。1枚の大きさは縦横30センチメートルで、厚さ3センチメートル、重量2・5キログラム。ハンドカッターなどで簡単に切断や加工ができる。