ヒキフネ、光の反射抑えた黒色無電解ニッケルメッキの量産技術確立
ヒキフネ(東京都葛飾区、石川輝夫社長)は、光の反射を抑えた黒色無電解ニッケルメッキの量産技術を確立した。光の反射率を抑えたメッキのニーズに対応した。携帯電話の液晶画面枠など無反射を要求される内蔵部品向けの需要を見込んでおり、売り上げ目標は月間700万円。
光学機器メーカーなどからの低反射率化の要求に応え、加工工程を工夫した。従来のメッキでは6%ほどだった光の反射率を1%前後にまで抑
えることができたという。
六価クロムの規制後、部品を乾いた質感のある黒色にしたい場合、他のメッキでは白さが残り、光沢が出るため多くは使われず塗装が主流だった。だが、はがれやすいなど強度に課題があった。
同メッキは鉛を使用しない無電解ニッケルがベースで7月に欧州で施行される特定有害物質規制「RoHS」に対応できる。さらに装飾品への展開も考えているという。