型研精工、金型使い既存プレス機で高精度な全剪断加工技術を開発
型研精工(神奈川県伊勢原市、濱田一男社長)は、金型を用いた金属の精密全剪(せん)断加工技術「スーパーブランキング」を開発した。金型内で拘束剪断を行うことにより、プレス加工で破断面のない全剪断加工ができる。毎分150ストロークの高速加工(3ミリメートル厚の炭素鋼の場合)が可能。既存のプレス機を利用できるため、金型だけの投資で済み、加工コストの大幅な削減につながる。
「ファインブランキング(精密打ち抜き加工)をしのぐ全剪断加工精度を実現」(濱田社長)するという。型研精工は07年に精密全剪断加工用金型の供給を始める予定。長さ約1・5メートルの金型を用いた順送プレス加工ができ、歯車、ワッシャー、車用クラッチなどの加工に向く。
金属のプレス加工では、拘束加工を行えば少ない加圧で剪断精度が上がることが知られている。