トヨタグループとメニコン、畜産向けたい肥化促進剤を共同開発

トヨタ自動車とメニコン(愛知県名古屋市)は16日、畜産排泄物のたい肥化促進剤を共同開発したと発表した。豊田通商を通じて7月1日から販売を開始する。売上高は3年後に10億円、5年後に20億円を目指す。
 発売したのは、家畜の排泄物からたい肥を作る際の発酵促進剤と細菌の組み合わせ「レスキューヨンジュウゴ」。通常90―180日以上かかる排泄物のたい肥化期間を45日程度にする効果があるという。メニコンが保有する酵素・微生物の技術を基に、トヨタの子会社が促進剤を開発した。販売は豊田通商が受け持つ。
 バイオプラスチックや植林などバイオ・緑化事業を進めているトヨタが、メニコンの技術に目をとめて、共同開発を打診したという。
 牛50頭程度を飼育する畜産農家であれば、年間費用は約265万円だという。まず牛向けではじめて、3年後に売上高10億円を目指す。その後、豚や鶏に対象を広げ、5年後に同20億円を見込む。
 伊原常務執行役員は「利益は出るようにしている。だが、大もうけするのが目的ではない。環境への取り組みの一環だ」と説明した。

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