ユニチカ アスパラガスエキス商品化 アレルギー抑制効果

アスパラガスエキスでアレルギーの改善を-。ユニチカは18日までに、アスパラガスに含まれる「γ(ガンマ)-アミノ酪酸」(GABA=ギャバ)に乳酸菌を加えて得られるアレルギー抑制物質を量産し、このアスパラガスエキスを年内にも飲料向けに販売することを決めた。同社は、将来的には自社製健康食品としても商品化する意向だ。
 GABAは野菜や発酵食品に含まれ、血圧降下作用があることが知られ、近年、健康食品の素材として注目されている。カカオにも含まれ、ストレスの抑制効果を打ち出したチョコレートなども商品化され、人気を呼んでいる。
 ユニチカはアスパラガスを破砕して絞り、GABAの含有量を調べたところ100グラム当たり48ミリグラムも含まれ、他の野菜に比べて多いことを突き止めた。また、このGABAにアスパラガスからとれた乳酸菌を加えると、GABAの量を増やすことができたという。
 ユニチカは、アスパラガスの産地である秋田県横手市と協力し、アスパラガスエキスの研究を重ねた。横手市では年間約70トンのアスパラガスを生産するが、出荷時に根本部分の切りくずが大量に発生して処理に困っていたという。ユニチカは、「切りくずを有効に利用でき、一石二鳥の取り組みになる」とエキスの安価な実用化に期待を膨らませている。

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