フレックスホールディングスとファーストエイペックス ミニ保険会社向け支援事業

事務とシステム提供 月内にも新会社
 中小・零細企業向けコンサルティング会社のフレックスホールディングス(東京都港区)と、金融機関向けシステム開発のファーストエイペックス(同)は、保険期間が短い商品を販売する少額短期保険事業者(ミニ保険会社)向けに、事務とシステム提供事業を始める。
 両社は月内にも共同出資で新会社「FIS」を設立。新会社は、ミニ保険会社向けに事務作業やコールセンター業務などの事務を、通信回線を通じたソフトウエアの時間貸しサービスである「アプリケーション・サービス・プロバイダー(ASP)」の形式で提供する。また、金融庁からの保険商品の認可取得や、会社運営のための事務手続きへの助言も行うなど、経営支援事業も展開する。
 新会社の資本金は、2億円の計画。システム整備などを行ったうえで、今年度中のサービス開始を目指している。
 ミニ保険会社への制度対応が必要な共済団体向けのほか、新規参入事業者の利用も見込んでいる。同サービスを利用すれば、共済団体にとっては自前の事務・システム構築への投資がかからず、業務規模に応じて迅速な事業立ち上げが可能になるとしている。すでに共済団体からの問い合わせもあるという。
 新会社の設立に併せて、フレックスグループの保険専業代理店「F・I・G」が、ミニ保険会社の認可を金融庁に申請する。F・I・Gで実際にミニ保険会社の業務を行うことで、提供するシステムが金融庁の監督や検査に適合することを証明をする。
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【用語解説】少額短期保険事業者(ミニ保険会社)
 無認可共済によるトラブルを防ぐため、今年4月の保険業法の改正によって設立が認められた。契約者が1000人を超す無認可共済は、責任準備金や募集規制、財務状況の情報開示など一定の条件を備えたうえで、2年以内に金融庁に登録しなければならない。ミニ保険会社が扱えるのは、損害保険の場合、期間2年、保険金額1000万円、生命保険は期間1年、保険金額600万円などの規制がある。

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