不二サッシは千葉工場(千葉県市原市)でアルミ製精密加工部品の生産に乗り出す。建材需要が伸び悩む中、自動車や家電メーカー向けに、車用や薄型テレビ用の精密部品として供給するもの。九州不二サッシ(熊本県長洲町)から生産技術提供を受け、06年度中に生産に着手する。05年度の精密加工部品の売り上げは60億円だったが、06年度には70億円、09年度には100億円を目指す。
不二サッシの主力であるビル用サッシは需要が低迷するとともに、競争の激化で価格も下落している。そこで建材以外の事業を育成するためアルミサッシの生産技術を活用し、九州不二サッシで押し出し形材を精密加工し、精密部品としての供給を始めた。
九州不二サッシの売上高279億円(05年度)に占める精密部品の売上比率は25%。自動車などの業界向けに今後も同部品の需要が増えるとみて、06年度は30%、09年度には35%まで比率が高まるとみている。