雪印乳と森永乳、ナチュラルチーズを増産―北海道に新工場

雪印乳業と森永乳業は19日、それぞれナチュラルチーズ工場を増設すると発表した。雪印は約100億円を投じて中標津工場(北海道中標津町)内に新工場を新設するとともに、大樹工場(同大樹町)に約10億円かけて生産ラインを増強。生乳処理能力で年30万トンに倍増させる。一方、森永は別海工場(同別海町)に70億円を投じて新工場を建設。チーズ向けの生乳処理能力で年9万トンを同15万トンに引き上げる。

 いずれも08年3月までに稼働予定。これで、明治乳業に続き大手2社がナチュラルチーズの新工場建設を決めた。雪印の大樹工場は割けるタイプの「ストリングチーズ」が3割以上増え3000トン以上となる。また、森永の別海工場のチーズ年産能力は9000トンから1万5000トンにアップ。脱脂粉乳やバターの生産は生乳処理能力で年8万トンを同5万トンに減らし、その分を近隣の佐呂間工場(同佐呂間町)などに振り向ける。

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