アイシン精機、車用摩擦部品を増産-グループ会社に25億円投入
アイシン精機は自動車用の摩擦部品を増産する。自動変速機(AT)に使う湿式摩擦材を07年4月から現在より約55%増産、ブレーキパッドも07年夏以降に約35%増産する。このためグループ会社のアイシン化工(愛知県豊田市)の2工場に25億円を投じて計7本の生産ラインを新設する。摩擦部品の国内生産体制を大幅に拡充し、トヨタ自動車などの旺盛な需要増に対応する。
湿式摩擦材はATの変速時にトルクの伝達、遮断を行うための摩擦部品。アイシン化工の湿式摩擦材第3工場(愛知県豊田市)で、現在5本ある生産ラインに2本の新ラインを追加する。07年度から生産量を、現在の月産130万枚から同200万枚に引き上げる。新ラインには廃材が従来の4分の1で済む新工法を採用し、歩留まりを大幅に向上させて原価低減を進める。
ブレーキパッドは自動車にブレーキをかける摩擦部品。