旭化成は20日、透析施設向けの電子ファイリングシステムを開発、7月1日にリコーを通じて発売すると発表した。透析記録や検査結果、看護記録といった透析治療で発生する大量の紙文書をリコー製のデジタル複合機などで一元管理し、効率的に電子ファイル化する。
電子ファイリングシステムは既に多くの製品が市場にあるが、透析用に特化したものは初めて。初年度は首都圏を中心に40セットの販売を目指す。
新製品は「eカルテ棚@透析」。各種帳票にバーコードを添付し、これらをデジタル複合機でスキャンするだけでデータをサーバ上のフォルダーに自動登録する。
透析施設は全国に約4000カ所ほどある。一部で汎用電子カルテシステムが導入されているものの、大半は紙ベースの管理を続けている。このため電子化のニーズは高いと判断した。
リコーの複合機やバーコードプリンターなどのシステムに乗せてリースする。