三菱自動車と三菱重工業は20日、欧州車向け次世代ディーゼルエンジンを共同開発することで基本合意した。2010年の量産を目指し開発を進め、排気量2000ccクラスの乗用車に搭載する。
現在、三菱自は欧州向け中小型車のディーゼルエンジンはドイツ・フォルクスワーゲン(VW)、同ダイムラー・クライスラー(DC)から供給を受けている。しかし、欧州では2010年から排出ガス規制が強化されるため、三菱グループの経営資源を活用した自前主義に軸足を移す。
三菱自はVWから「グランディス」、DCから「コルト」向けを調達している。契約期間などは明らかにしていない。「今回のプロジェクトによる両社との契約に変更はない」としているが、今後の車種開発次第ではディーゼル戦略が流動化する可能性もある。