政府は21日、2007年10月の郵政民営化で発足する「郵便貯金銀行」の初代社長に、旧UFJホールディングス(現三菱UFJフィナンシャル・グループ)の社長を務めた小笠原日出男氏(67)を起用する方針を固めた。
日本郵政公社の郵便貯金業務を継承する郵貯銀行は、銀行法上の金融機関として個人顧客向けに住宅ローンビジネスなどの展開を想定しており、大手銀行出身者を郵貯銀トップに充てることで民営化後の経営基盤を強化する狙いがある。
政府は郵貯銀に加え、民営化で発足する郵便事業会社、郵便局(窓口)会社、郵便保険会社のトップ人事を、早ければ22日にも発表する。
郵便保険会社の社長には東京海上日動システムズの進藤丈介社長(61)を充てる方向で最終調整中。窓口会社社長への起用が内定していた日本郵政公社の高橋俊裕副総裁(66)は、郵便事業会社社長に横滑りする案が浮上しているが、なお調整が続いている。