インド最大の民間企業リライアンス・インダストリーズは19日、首都ニューデリー近郊のハリヤナ州にある同国最大の経済特区(約100平方キロメートル)の開発計画を発表した。政府から特区全域を買い上げ、空港をはじめとする経済的なインフラを整備した上で、国内外の企業に貸し出す。
ブルームバーグによれば、リライアンスは約10年間で道路、水道設備のほか、火力発電所や貨物空輸専用の空港を開設するという。総投資額は50億ドル(約5750億円)に上る見通し。土地の賃貸料や各種設備の利用料などで投資を回収する。また政府は同地に進出する企業に対し、今後10年間は所得税を無税にするなどの措置を講じる。
ハリヤナは開発などに関する規制が比較的緩いため、多くの外資系企業が進出。ショッピングモールや高級住宅施設なども建設され、インド経済発展の象徴的存在となっている。日本からもスズキやホンダの現地合弁企業が進出するなど、日系企業進出先として注目を集めている。
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■ディズニー進出か パートナー候補に
リライアンス・インダストリーズは19日、特区内に米娯楽大手、ウォルト・ディズニーなどと共同でテーマパークの建設を検討していることを明らかにした。
ブルームバーグによると、リライアンスはパートナー候補にディズニーのほか、タイム・ワーナーの名を挙げている。
このうち、ディズニーは経営幹部がたびたび訪印。インド進出の検討を本格化しているとみられていた。現在同社は米国、日本、フランス、中国でテーマパークを運営しており、仮にインド進出が決まれば5カ国目となる。