日通、ロシアに初の現法設立-車部品の輸送に照準

日本通運はロシアで初めての現地法人「サンクト・ペテルブルグ日本通運」(サンクトペテルブルク市)を設立、7月をめどに営業を始める。同市へのトヨタ自動車、日産自動車の進出が決まり、ロシア国内や日本をはじめとするアジア、欧州への物流需要がさらに高まると判断した。現法設立を皮切りに陸・海・空の物流ネットワーク構築に着手する。今後の物流事業状況をもとに、ロシア国内の拠点拡充についても検討していく。

 サンクト・ペテルブルグ日通は、日通のドイツ子会社、ドイツ日本通運(メンヒェングラッドバッハ市)の全額出資で設立した。資本金600万ルーブル(約2400万円)。海上貨物をメーンに航空貨物、陸上輸送、倉庫配送、引っ越し貨物などを取り扱う。すでに工場設備の輸送に関する引き合いもあり、輸入貨物の通関免許の取得を急ぐ。