フロンティアカーボン、産業用フラーレン開発-4重点分野を強化
フロンティアカーボン(東京都中央区、奥山克己社長)は、産業分野向けフラーレンの製品開発を強化する。積層材料のプリプレグ、潤滑剤関連、太陽電池、フォトレジストの四つを重点分野に設定。プリプレグは三菱化学グループの三菱化学産資(東京都千代田区)、ジャパンエポキシレジン(同中央区)と連携して開発する。開発強化にともない人員も増員する予定。プリプレグ、潤滑剤は2年程度、太陽電池、フォトレジストは5年程度で製品化する方針。
フロンティアカーボンは三菱化学が50%、三菱商事が23%、三菱商事系のプライベートエクイティファンドのナノテクパートナーズが27%を出資して01年に設立。フラーレンの用途開発を図るため、サンプル提供やスポーツ用品分野を中心に展開してきた。ニーズの把握が進んだことから産業向けの高付加価値材料に開発を絞ることにした。