三井造船マシナリー・サービス(MZM、東京都千代田区、遠山望社長)は、舶用の非常用発電設備の海外販売を本格化する。海運需要拡大を背景に新船建造が急増しているのに対応し、同社が唯一手掛ける空冷式設備を売り込む。メンテナンスが容易でランニングコストが低い空冷式の特徴を前面に出す。まず、ベトナム、韓国に照準を合わせ、08年度をめどに海外で05年度比3倍以上の50台の販売を目指す。
国内の舶用非常用発電設備については事実上MZMの独壇場であるものの、国内市場が成熟化しつつあることから「パイ(需要)が大きい海外市場を本格開拓する」(橋本愼一取締役営業本部長)ことにした。
具体的には、東南アジアの中でも新船の建造が急拡大しているベトナムに加え、新造船の受注高で世界トップの韓国に、主力の90キロボルトアンぺア、130キロボルトアンぺア容量クラスの同設備を拡販する。