日鉄マイクロメタル、ハンダボールの生産能力を増強

日鉄マイクロメタル(埼玉県入間市、西谷輝行社長)は、ハンダボールの生産能力を増強する。落下衝撃性などが携帯電話向けに評価され始めた鉛フリーの「LF35」を中心として急増する需要に対応する。フィリピンの生産子会社と中国の合弁会社で設備増強を進めており、顧客の認定を取得しながら数カ月内にグループで現在は400億個の月産能力を5割程度引き上げる。数年後には3―4倍に増やすことも視野に入れている。

 日鉄マイクロメタル製のハンダボールは直径数百マイクロメートル程度のサイズが中心。中でもLF35は接合が強い一方、クッション性もあるため落下衝撃性に優れ、携帯電話などに採用され始めている。需要量はここ数年で倍々に膨らんでいる。

 急速な需要増に対応するため、フィリピンのNMCフィリピンにハンダのインゴットを球状に加工する上工程を導入し、一貫生産体制を構築する。

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