東急車輌製造(横浜市金沢区、落合和雄社長)は、鉄道総合技術研究所と共同開発したユニバーサルデザインの手すりを初納入した。従来は真っすぐだった手すり棒を、通路側に100ミリメートル突き出し曲線状にした。座っている乗客は立ち上がりやすく、立っている乗客は楽に握れるという。
東京急行電鉄が5000系電車の優先席手すりとして導入した。これまでの手すりでは座っている乗客は手すりが近すぎるため、立ち上がる時は腕に力を入れにくい。一方、立っている乗客は手すりが遠すぎるため腕を伸ばさなくてはならず、長時間の乗車では疲れるなどの問題があった。
今回開発した手すりは、通路側に曲げて座っている乗客からは位置を遠ざけ、立っている乗客に近づけた。これにより高齢者や身体障害者も座席から立ち上がりやすくなるという。