トルコ中銀、政策金利の大幅引き上げとトルコリラ買い入札を決定
トルコ中央銀行は25日、政策金利の225ベーシスポイント引き上げを決定するとともに、トルコリラ買い付け入札を実施すると発表した。
トルコリラの下落ペースが加速するなか、先週末のトルコリラ介入の効果が限定的なものにとどまったため、中銀は臨時会合を開き、翌日物借入金利を17.25%に、貸出金利も20.25%に引き上げた。
トルコリラは4月末以来、対ドルで約23%下落している。債券利回りも急上昇、インフレ懸念から株式も大きく下落していた。
同中銀は声明文で、インフレ率の中期的な低下を妨げるような市場の乱高下は看過できないと述べた。
ロイターがまとめたエコノミスト予想では、中央値で200ベーシスの利上げが見込まれていた。エコノミストらは、中銀の政策変更と声明を好感している。
トルコ中銀が臨時会合を開くのは今月2回目。6月7日には175ベーシスポイントの利上げを決定している。
ただ、同中銀は、公開市場でのトルコリラ買い入札の開始時期については明らかにしなかった。このトルコリラ買い入札はデポ入札と呼ばれ、トルコリラの過剰流動性を削減する目的で行われる。
また、同中銀は、必要であれば外為市場への介入も継続する方針も示した。