石油バブルの好景気に沸くロシアの首都モスクワが今年初めて世界で最も生活費が高い都市にランクされた。米経営コンサルタント会社マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングが26日発表した。モスクワは前年4位だった。
2位には、前年5位のソウルが浮上し、3年連続首位だった東京は3位に後退した。
同社は、世界144都市の住宅費や交通費、食費など200以上の項目を調査し、指数化して比較した。
モスクワは、好景気による不動産投資バブルに引きずられる形で物価も急上昇し、世界有数の都市を軒並みしのいだ。人民元の対ドル相場上昇の影響が出た中国の香港(4位)や北京(14位)、上海(20位)などもランク入りした。
ただ、石油バブルの恩恵をあまり受けていない庶民の給与所得は、それほど伸びておらず、「お金持ちたちの世界の話で関係ない」「腹立たしい調査結果だ」という声も聞こえる。