合併撤回で11億円損害 茨城銀が関東つくば銀訴え

茨城銀行(水戸市)は27日、同行との合併計画を白紙撤回した関東つくば銀行(茨城県土浦市)に対し、「(撤回は)一方的で正当な理由がなく、多大の損害を被った」として、約11億円の損害賠償を求める訴訟を水戸地裁に起こした。
 両行は7月18日付で合併する予定だったが、合併に伴う「のれん代」の償却負担をめぐり関東つくば銀が難色を示し、協議が難航。3月10日に関東つくば銀が合併見送りを発表した。
 茨城銀側は「合併見送りの合意はなく、一方的な発表」として、システム費用など合併準備に要した経費約11億円の負担を関東つくば銀に求めていた。
 しかし、負担割合をめぐる交渉も進展がなかったことから、損害賠償に踏み切った。
 訴えに対し、関東つくば銀は「訴状は見ていないが、両行が話し合いを進めている最中と認識しており、驚いている」(調査広報室)とコメントしている。

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