飛島建設は27日、建物の床下の空気を循環させることで部屋の冷暖房を省エネ化する技術「飛島式省エネ床下ピット」を開発、同社が設計施工した日本自動車研究所の管理宿泊棟(茨城県城里町)の新築工事に導入したと発表した。
鉄筋コンクリート造の建物で未活用となっている床下ピットを人が出入りする「人通孔」部分で結合し、夏は涼しく冬は暖かい床下の空気を室内に循環させる。年間省エネルギー量は9600キロワットで、二酸化炭素(CO2)削減量に換算すると年14トンになるという。導入した建物は2階建て、床面積4361平方メートル。
飛島式省エネ床下ピットは、ブロックごとの床下ピット全体が人通孔で結合され、空気の通り道を妨げないようにした。床下ピットの壁面積と配置から省エネ効果を予測、設計に反映するための解析手法も確立した。