古河サーキットフォイル、特殊電解銅箔を2割増強

古河サーキットフォイル(FCF、栃木県日光市、久守猛社長)は、特殊電解銅箔「WS箔」の生産能力を国内で現在の月420万平方メートルから約20%増強する検討に入った。旺盛な需要を背景にフル操業が続いているため、07年度には月500万平方メートルへ能力を拡大する方針。ただ、原料となる銅の価格上昇が収益悪化の要因となるため、製品への価格転嫁が進むことを前提にした上で9月までに決断する。

 能力増強を決めた場合は電解製箔装置、表面処理装置、スリッターなどの設備を導入する考え。投資額は25億円程度を見込んでいる。建屋は05年3月に完成したWS箔専用工場の第4工場(栃木県日光市)の空きスペースを中心に活用する。

 同社はWS箔についてデジタル機器などの需要回復を見極めながら、第4工場で段階的に増産に取り組み、月340万平方メートルから月420万平方メートルにまで増強した。

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