天辻鋼球製作所(大阪府門真市、中山敏行社長)は、ポーランド工場(ジャルフ市)の年産能力を19億円と2・7倍に拡大した。同工場に10億円を投じ、主に産業機械の軸受用鋼球の生産設備を増強した。これにより同工場の当初計画に対する設備導入率を80―90%に高めた。また英国工場の増強を検討しており、欧州の軸受メーカーへの供給能力を強化する。
ポーランド工場にプレス成形や熱処理、研磨、検査といった軸受用鋼球の生産設備を6月中旬に追加導入した。今回実施した設備導入は02年の同工場開設時に設置した生産設備に次ぎ、第2次の大型設備投資と位置づけている。
これにより7億円だった年産能力を19億円に引き上げた。産業機械や家電向けの軸受用鋼球を中心に生産し、日系を含む現地の欧州軸受メーカーへの供給を増やす。
ポーランド工場は直径が小さい軸受用鋼球の生産工場。