大阪をロボットの世界拠点に ロボカップ国際委本部事務局、10月設置へ
「Team OSAKA」、3連覇の“技”お披露目
ロボットサッカーの世界大会「ロボカップ」を運営するロボカップ国際委員会の浅田稔プレジデント(大阪大学大学院工学研究科教授)は28日、阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)で記者会見し、「今年10月をめどにロボカップ国際委員会本部事務局を大阪市内に設置する」と発表した。
ロボカップ国際委員会は、1994年に設立されたNPO(民間非営利団体)で現在、登記上の本部はスイスにある。世界各国に支部があり、約40カ国180大学に約4000人のロボット研究関係者のネットワークを持つ。
会見で浅田プレジデントは、「事務局の設置で、大阪を世界に向けたロボットの情報発信基地にしたい」と抱負を語った。
6月14日にドイツのブレーメン市で開催されたロボカップ国際委員会理事会で同事務局の誘致活動を行った大阪市の関淳一市長も「大阪のロボット産業にとってこれ以上の喜びはない。大阪はロボットの世界的拠点を目指しており、非常に心強い」と語った。
また、この日の会見では、今月14日から20日に行われた「ロボカップ2006 ドイツ大会」で、3連覇を果たした大阪の産学連携チーム「Team OSAKA」の優勝報告も行われた。
チーム監督でロボットベンチャー、ヴイストン(大阪市此花区)の大和信夫社長は、「年々、出場ロボットの機能がアップしており3連覇は大きなプレッシャーだった。これまでロボットと一生懸命に向き合ってきたことが、よい結果につながった」と述べた。