アイティフォー、児童防犯「お守りキッズ」 通学ルート外れたら警告メール
来月から実証実験
システム構築ベンチャーのアイティフォーは29日、大阪教育大学の附属小学校など3校で、携帯電話の位置情報機能を利用し、通学中の児童が歩いたルートを、ほぼリアルタイムで保護者などが確認でき、そのルートをはずれるなどした場合、警告メールを発する児童防犯システム「お守りキッズ」の実証実験に7月から着手すると発表した。
実験を行うのは、大阪教育大学附属で、8人の児童が亡くなる凶悪事件が発生した池田小学校を含む3校。7月から十数人規模で開始し、9月からは100人規模に拡大する。
お守りキッズは、携帯電話のGPS(衛星利用測位システム)機能と、アイティフォーが独自開発したソフトウエアを組み合わせた防犯システム。6秒ごとに携帯電話内に蓄積される児童の位置情報を3分ごとにセンター設備に送信し、保護者などがインターネットを通じて児童の歩いたルートの軌跡を確認できる。
児童の通学路周辺など、あらかじめ通学エリアを設定しておくことで、児童が同エリアから大きくはずれたり、一定の場所に長くとどまったりした場合、保護者や学校関係者に音声通知付きの警告メールを発信する。
池田小学校では、学校内への不審者の侵入をリアルタイムで検知してアラームを発信するシステムも導入している。
今回のシステムが導入されれば、学校内外でITを活用した児童防犯システムを確保することになる。