旭化成ファーマ、米社に血管拡張剤の開発・販売権を供与

旭化成ファーマは29日、自社創製した血管拡張剤「塩酸ファスジル水和物」(一般名)について、米コセリックスに経口剤と吸入剤を対象に開発・販売権を供与する契約を結んだと発表した。対象疾患は経口剤が狭心症、経口剤と吸入剤が肺高血圧症。

 旭化成ファーマはコセリックスから契約一時金として875万ドルを受け取るとともに、開発ステージに応じたマイルストーンなどの払いを受ける。一時金以外の金額は非公表。

 塩酸ファスジル水和物はRho―キナーゼ阻害作用を持つ薬剤で、国内ではくも膜下出血術後の脳血管攣縮などを適応症とする注射剤を「エリル注S」として発売中。経口剤では米国で狭心症を対象に第2相臨床試験を終えている。コセリックスは肺高血圧症での開発を優先させる方針。

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