ハザマ、鋼管柱による人工地盤の構築法開発-遊水池の拡張不要に

ハザマは31日、都市の遊水池の上に鋼管柱で人工地盤を構築する「ウォーターボトル工法」を開発したと発表した。鋼管にフィルターを付けて内部に水をためられる構造にし、貯水量が減るのを防ぐ。

 従来の鉄筋コンクリート製の柱の場合、柱の体積が大きく、遊水池を拡張する必要があった。底面積4800平方メートルの遊水池の試算では、従来よりコストを15%削減、工期も12カ月から8カ月に4カ月短縮できる。遊水池を有効利用して人工地盤上に住宅や商業施設を建てるための新工法として提案する。

 鋼管柱の内外面は亜鉛メッキや重防食塗装をし、さびを防ぐ。鋼管は構造的に必要な厚さに加え2ミリメートルの腐食しろを確保し耐久性を高めた。マンションを上に建てた場合の荷重にも耐えられる「先掘り先端根固めPC節杭工法」を採用した。

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