りそなホールディングス(HD)社長に6月28日付で就任する水田広行・近畿大阪銀社長は31日会見し、「最優先課題である公的資金の早期返済に向け、グループの収益力を高めたい」と抱負を述べた。
同HDは今秋まとめる早期健全化計画で、約2兆9000億円残っている公的資金の返済方法を示す方針。水田社長は「返済原資には多くの選択肢がある。近畿大阪の将来も含め考えていく」と述べ、HDが保有する近畿大阪銀の株式を上場し、その売却益を返済に充てることも検討課題になるとの認識を示した。
また、国際業務について、「アジアが軸。時期がくれば(方針を)明確にしたい」と、国外金融機関との提携にも意欲をみせた。