【中国】キミカ、アルギン酸メーカー最大手に資本参加 製造技術供与など柱

国内アルギン酸業界最大手のキミカ(東京都千代田区)はこのほど、中国の工業用アルギン酸メーカー最大手の青島明月海藻集団(中国青島●南市)に資本参加するとともに、食品用アルギン酸の製造技術ライセンスの供与を柱とする30年間の業務提携を締結したと発表した。出資比率は段階的に引き上げ、将来的には青島明月海藻集団が発行する株式総数の12%にまで引き上げる計画だ。今回の出資と業務提携を機に、キミカの笠原文善社長が青島明月海藻集団の最高顧問に就任する。業務提携では、アルギン酸の安定供給を図る目的に、原料となる海藻の調達で協力することも合意した。
 中国では主に加工食品などに使用される食品用アルギン酸などを中心に今後、右肩上がりの成長が予想されている。食品用、医薬品用アルギン酸に強みのあるキミカと工業用アルギン酸で世界最大手の青島明月海藻集団がタッグを組むことで、中国市場での拡販を目指す。
 キミカは、日本のアルギン酸市場で8割超のシェアを誇るトップメーカー。食品用や医薬用、工業用などのアルギン酸を月間300トン以上生産している。

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