みずほ銀 退職金運用で優遇金利提供 団塊マネー囲い込み

みずほ銀行は1日、団塊の世代向けに退職金運用を提案する「第二のスタート応援プラン」を今月19日から開始することを明らかにした。金融機関の間で総額50兆円という「団塊マネー」の争奪競争の火ぶたが切られたが、みずほは大手行トップの優遇金利や、資金計画に関するきめ細かな情報提供を通じて「第2の人生のメーンバンク」の地位確立を狙う。
 55歳から59歳までの団塊の世代で今後、退職金を受け取る人は約440万人という。みずほはこの世代の延べ3000人に調査したところ、退職前から退職金運用について考える人が7割に上ったことから退職3年前の人から対象にした。
 プランはまず、退職金の運用で投資信託や外貨定期預金を500万円以上申し込んだ人に、円定期預金(3カ月)の初回適用金利を年率6%と「大手行一」という優遇金利を提供。団塊の世代の8割以上が投資初心者といわれ、内外の株式や債券など8種類の資産に分散投資できる投資信託を新たに投入する。
 また、老後の生活費や年金に対する不安が根強いため、年金受給や退職後の資金収支のシミュレーションを全店の窓口で提供。第2の人生に役立つ情報誌の送付やセミナーの開催も行うという。希望者は店頭で退職金の受け取り時期や金額、用途などを申込用紙に記入すれば、これらのサービスを受けられる。三井住友銀行や三菱UFJ信託銀行など他の大手行も団塊世代向けの退職金運用サービスを提供しており、今後競争が一段と過熱しそうだ。

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