中国銀行が香港株式市場に上場、終値は公募価格を15%上回る

香港株式市場に新規上場した中国銀行が、予想以上の上昇で取引を終えた。
 同社の資金調達額は97億米ドルにのぼり、世界的にみても過去6年間で最大の水準。中国の国有企業では過去最大となっている。
 同社株はこの日の香港市場で大商いトップで、終値は3.40香港ドル。公募価格の2.95香港ドルを15%上回った。
 香港市場の主要株価指数であるハンセン指数は1.34%安。5月8日につけた高値からは9.7%の下落となった。
 中国銀行株は一時は公募価格から16.1%高まで上昇。約100万人の個人投資家の多くが売りに出ると予想していた市場関係者の予想に反する展開となった。
 あるファンドマネジャーは「好ましいサプライズだ。中国銀行が上場初日でこれほど上昇すると予想した向きはなかったのではないか」と述べた。
 市場関係者は、投資家は中国銀行のブランドネームと、公募価格がすでに香港に上場している中国建設銀行や中国交通銀行の株価を下回ったことに魅力を感じている、と指摘した。

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