天辻鋼球、中国工場を増設-軸受用鋼球の生産能力2.5倍に

天辻鋼球製作所(大阪府門真市、竹中幸雄社長)は、中国の軸受用鋼球工場(浙江省杭州市)を増設する。10億円を投じ、鋼球の一貫生産設備を12月稼働をめどに新設する。現地の家電・自動車用軸受メーカーからの需要増大を見込み、鋼球の供給能力を高めるのが狙い。これにより中国工場の年産能力は現在の2・5倍の25億円に増える。

 増設する中国工場は愛克斯精密鋼球。天辻鋼球製作所の100%出資子会社で、3月に1期工事が完成し操業を始めたばかり。操業開始時の工場棟への設備設置率は60%。12月の増設は残る40%分を設置する2期工事に相当する。2期工事も1期工事と同様に、原料の線材を鋼球にプレス成形し熱処理、研磨、検査まで手がける一貫生産設備を導入する。全体の従業員は82人から150人に増える。

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