カネボウ製薬(東京都港区、大西重樹社長)は1日、セージなどの植物エキスに、脇のにおい(わきが)の元となるアポクリン汗腺の活動を抑える働きがあることを発見したと発表した。
これらの植物エキスがアポクリン汗腺内での細胞分泌をコントロールするアルカリホスファターゼ酵素(ALP)の作用を強く阻害し、アポクリン汗腺から出てくる脂質やたんぱく質などの分泌物を抑制。結果として、皮膚の常在菌が脂質やたんぱく質を分解してつくる酪酸やイソ吉草酸の生成を減らすという。
同社は今回、においの強さとアポクリン汗腺の分泌管腔の大きさとに相関関係があることを見いだすとともに、同汗腺の活動全般にわたってALPが関与していることを発見。これを受けてALP活性を阻害する植物エキスを約50種類の中から探索したところ、セージ、アルテア、オウゴン、ローマカミツレのエキスに強い阻害作用があることが分かった。