林原生物化学研究所(岡山市、林原健社長)は、タデ藍の水抽出液に美白効果があることを確認し、これをベースにした機能性化粧品原料「藍ルロース」を1日発売した。シミやソバカスの原因となるメラニンの生成を抑える。価格は1キログラム入り1万5000円。3年後に年間1トンの販売を目指す。
タデ藍はタデ科の1年草。藍水抽出液は表皮の最下層にあるメラニン生成細胞に直接作用する。メラニン生成を活性化させるプロスタグランジンE2や一酸化窒素の産出を抑制する働きもある。
同社によるマウス細胞実験では、メラニン生成量を1・25%溶液で54・4%、2・5%溶液で39%に抑制した。人の肌でも1カ月間実験し、3人のうち2人で美白効果を確認できた。新製品は藍水抽出液70%、保湿剤の1、3―ブチレングリコール30%を混合した。