アイフル CM自粛は延長 きょう全店営業再開

強引な取り立てなどの違法行為が発覚し、金融庁から業務停止命令を受けた消費者金融大手アイフルは2日、五稜郭店(北海道函館市)など3店舗の営業を再開する。これで約1900の全店舗で業務が正常化することになる。
 ただ、当初は今月中旬までの予定だったテレビCMなど広告宣伝の自粛期間は、7月下旬まで延長する方針だ。
 2日に営業を再開するのは、五稜郭店と新居浜店(愛媛県新居浜市)、西日本管理センター(滋賀県草津市)。いずれも悪質な法令違反が見付かったため、全店舗の中で最も長い25日間の業務停止を命じられた。

 同社は再発防止のため、利用者の勤務先への督促電話禁止や、コンプライアンス(法令順守)に関する資格制度創設、社内チェック体制強化といった対策を講じている。
 ただ、イメージ悪化を背景に、違反が発覚した4月の新規顧客獲得件数が前年同月に比べ37・0%も落ち込むなど、経営へのダメージは大きい。広告の自粛延長は、日本経団連から7月25日までの活動自粛処分を受けていることに配慮した措置だが、業績への影響がさらに拡大する可能性もある。