政府は2日の閣議で、中日本高速道路会社の近藤剛会長(64)が退任し、後任に東芝出身で前日本経団連専務理事の矢野弘典氏(65)をあてる人事を了承した。27日に開催予定の同社株主総会で正式決定する。
東日本や首都、阪神など残る5高速道路会社の会長と社長、中日本の社長は留任する。
北側一雄国土交通相は退任の理由について「民営化会社の礎を築くことを託されて公団総裁に就任され、新会社が軌道に乗るまでということで、会長をお願いしていた。十分にその職責を果たしていただいた」と説明した。
近藤氏は参院議員だった平成15年11月、前任総裁の解任を受け、旧日本道路公団総裁に就任。17年10月の公団民営化に伴って発足した中日本高速の会長に就いた。
後任の矢野氏は昭和38年に東芝入社。欧州総代表などを経て、平成11年に日本経団連に入り理事、14年からは専務理事を務め、今年5月に退任した。