三菱日立製鉄機械、ブラジルなどから圧延設備受注拡大目指す

三菱日立製鉄機械(東京都港区、山崎育邦社長)は、インドやブラジルなど成長性の高い市場に照準を合わせ、圧延設備の受注拡大を本格化する。同時に中国をはじめ北米の既存顧客へのアフターサービスを強化し、受注の波に左右されない経営基盤を築く。自社の海外拠点に加え、親会社の三菱重工業や日立製作所の販売ネットワークをフルに活用することで、09年3月期の受注高を05年度比15・5%増の700億円を目指す。

 同社は00年10月に三菱重と日立の製鉄機械事業を統合して設立。中国での製鉄所設備拡大を背景に、全社売り上げ(05年度537億円)の60%を中国事業で占めている。さらに、インドやブラジルなど成長性の高い市場への取り組みを強め、中国での販売比率を30%程度に抑えていく方針。

 中国では現地合弁会社「常州宝菱重工機械」(常州市)が生産拠点。

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