中国国土資源省は7日までに、2004年9月以降、都市部で新たに建設用に供給された土地の少なくとも60%以上は違法に取得されたと指摘、全国で土地の不法利用が拡大していると警告した。
一部都市では90%以上が違法取得とされており、同省は「(土地問題の)矛盾は日々先鋭化している」と指摘。不動産ブームに沸く中国で、なりふり構わぬ土地取得の実態が浮き彫りになった。
主な違法行為は土地の用途外使用など。同省の調査では、西部地域のある市で、大規模な農地を許可なく工業用地に転用した例があった。
ことしの1-4月の間、中国の固定資産投資は前年同期比29・6%増の1兆8000億元(約25兆4500億円)に達したが、その多くは土地投資に向かったとされる。