国際石油帝石HD、大深度地下の天然ガス採掘に水圧破砕法を適用

国際石油開発帝石ホールディングスは南長岡ガス田(新潟県長岡市)の生産井で、天然ガスの採掘効率を高める水圧破砕法(フラクチャリング技術)を適用する。地下4600メートル付近に分布する天然ガス貯留層を水圧で破砕。人工の亀裂をつくることで岩石のすき間にたまっているガスを採取しやすくし、開発プロジェクトの経済性を引き上げる。5月に目標深度の地下4606メートルまで掘削した「BC―9号井」で10月から作業に入る。

 持ち株子会社の帝国石油が取り組む。技術は1950年代に考案されたものといわれるが、帝石は90年に導入。01年に実施した3度目の挑戦で初めて成功し、生産性を8倍に向上させた実績がある。

 フラクチャリング技術は水より破砕効果が高いジェル状の物質を用い、貯留層に1平方センチメートル当たり1200キログラム程度の圧力をかけて人工の割れ目をつくる。その後、圧力の低下で亀裂が閉じることを防ぐ支持材を圧入。

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