ルネサス、07年度に連結売上高1兆円超目指す

ルネサステクノロジ(東京都千代田区)は8日、会社説明会を開き、2007年度に連結売上高1兆円超を目指すと発表した。同時に中長期的に売上高営業利益率10%を目指す。ルネサスは、日立製作所と三菱電機がシステムLSIを中心とする半導体事業を統合して設立した合弁会社。
 同社の06年度連結業績予想は売上高が前年度比7.1%増の9700億円、営業利益が同22.1%増の160億円、予想営業利益率約1.6%。同社は業界1位のマイコン事業を海外市場中心に強化することなどで成長を図る。
 会見した同社の伊藤達会長兼CEOは「06年度は業績見込みをボトムとして、さらなる上積みを確保する」と述べた。売上の増加と一段のコスト削減を実行する。伊藤会長は「ルネサス設立から3年間で業界でのポジションを悪化させたが、成長に向けた準備が整った」との見解を示した。目標とする営業利益率10%については「できるだけ早く実現したい」として、具体的な時期を明示しなかった。
 日立と東芝とルネサスの3社は1月、最先端半導体を共同生産するために企画会社を設立すると発表した。企画会社は6月をめどに事業化が可能かどうか結論を出す。共同生産計画は困難で企画会社は解散するとの一部報道もあったが、伊藤会長は「最後の詰めを行っている。あと2週間後には発表する」とだけ述べた。

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