オーエム製作所は小型立型旋盤の生産をほぼ4年ぶりに再開する方針を固めた。テーブル直径が1000ミリメートル以下の小型機で、今秋にも生産を始める見通し。宍道工場(松江市)内に2億―3億円を投じ、専用の組立工場棟を新設する方向で検討している。年産計画は30台。需要が高まっている自動車部品の加工向けに対応する。大型立型旋盤に特化してきた従来路線から転換し、事業拡大に弾みをつける。
生産を再開するのは立型の小型汎用CNC旋盤で、テーブル直径600ミリ―1000ミリメートル。主力の立型CNC旋盤「Neo(ネオ)シリーズ」の小型機として、数機種を製品化する。主に自動車の足周り部品の加工を想定。ネオシリーズが得意な重切削や、省スペースを特徴とする立型旋盤の強みを生かし、足周り部品の難加工や省スペース加工の需要を取り込む。
組立工場は包装機械の工場である宍道工場内に開設を検討をしている。