新日鉄、次世代コークス製造装置-初の実用プラント大分で着工

新日本製鉄は次世代コークス製造装置(SCOPE21プロセス)で初めての実用プラントを大分製鉄所(大分市)で着工した。年産能力は100万トン規模で08年1月の完成予定。従来のコークス炉に比べ生産性は2・4倍、省エネルギー効果20%を実現する。石炭が溶け、ガスを発生して固まる炭化工程だけを密閉空間で行い、前処理や800度C以上の加熱部はコークス炉外で燃焼、改質して大幅に生産性が向上する。窒素酸化物(NOx)発生も大きく抑え、設備コストは省スペース化で20%程度の削減となる。

 新日鉄が建設するこのコークス炉は、同社など製鉄企業とコークス企業が国の補助を受けて94年から開発してきた。新日鉄名古屋に設置したパイロットプラントでの実証結果を踏まえ、同社が初の事業化にこぎつけた。

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