近鉄エクスプレス(KWE)は輸出用部品などの航空貨物の取扱量拡大を狙い、国内拠点網を拡充する。年内をめどに地場の有力運送会社と共同で仙台市、金沢市に運送会社を設立する予定。また、東京―名古屋間の東海道沿線にも新拠点を設置する計画で、08年3月末までに計10カ所程度、拠点を増やす。日本国内で製造した電子部品や半導体を中国・アジアなどの組立工場に輸出する需要が今後さらに増加するとみて、国内での地域密着型サービスを軸に取り扱いを増やしていく。
KWEでは地域の特性に合わせて三つの方法から国内拠点網の整備・拡充策を選択する方針。たとえば、航空貨物の増加が見込まれる場所では既存営業所を移転・拡張するなどして拠点を自社運営する。国内運送子会社を活用するケースも選択肢に入れる。特に地方への進出では、それぞれの地元運送会社と共同で会社や拠点を設立する手段が有効とみて取り組みを強化。