キリンが焼酎原酒生産 「かおり麦」にブレンド

キリンビールは、乙類焼酎の「麒麟 かおり麦」と「麒麟 まろやか芋」を8月9日に業務用として発売するのを機に、焼酎原酒の自社生産に乗り出す。子会社のキリンディスティラリーの御殿場蒸留所(静岡県御殿場市)で近く、麦を原料にした焼酎の原酒生産を開始する。
 キリンは、原酒の大部分を九州の蔵元から調達するが、「かおり麦」の一部に御殿場蒸留所で製造した焼酎の原酒をブレンドする。御殿場蒸留所に数千万円かけて焼酎製造の工程で使用する冷却装置などを整備した。
 キリンは、2002年11月に台湾から焼酎原酒を調達して焼酎事業に参入した。今回、業務用として新商品2種類を発売するのを機に、国内の蔵元から焼酎原酒を調達するとともに子会社で原酒の製造も手掛けることにした。
 新製品2種は720ミリリットル瓶。「かおり麦」の希望小売価格は1000円(消費税別)。原材料は大麦と大麦こうじ。販売目標は初年度2万5000ケース(1ケースは720ミリリットル瓶12本)。
 一方、「まろやか芋」はキリンにとって初の芋焼酎で、希望小売価格は1200円(同)。原材料はサツマイモと米こうじ。原料のサツマイモは鹿児島産の「黄金千貫」を80%以上使用しているという。初年度の販売目標は2万ケース。

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