オムロンはこのほど、制御機器の設計、生産のグローバル拠点として整備していた「オムロン上海」(OMS)の竣工式典を、作田久男社長ら経営幹部が出席して現地で行った。
OMSは昨年7月に、上海地区にある生産子会社3社を統合して発足。開発やサービス体制の充実に向けて各種設備を整備してきた。
「国際競争力のあるものづくり」の拠点として、現地で調達した部材を利用する設計、開発の考え方を採り入れた。
生産工程では機種別でなく、工程別の混流組み立てラインを導入、変動する生産にフレキシブルに対応できるようにし、稼働率を向上させている。
特に顧客へのサービス体制を強化した。業界で中国最大規模のショールーム機能を備えた「ソリューションプラザ上海」では、最新の製品約60機種をモデル展示している。
また、トレーニングセンターや、顧客と共同で製品開発などに取り組むソリューションラボなど、顧客との“協創”を推進するための施設を充実させた。
OMSで生産した製品は世界5極の在庫センターに送られる。2007年度に人員2200人、出荷額約360億円を予定している。